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【作品】shigarami
【STORY】『あの日からずっと柵に囚われていた。』
争いはどうして起こるのだろう。「そうに決まっている、そうに違いない。」
自らの善の名の下に、根拠のない先入観で略奪し、我が物顔で正当化する。善悪なんて人間の主観でしかないのに。
人は柵に囚われ、過去に縋る生き物だ。
それらを断ち切ってはじめて、人は主観的善悪を抱えたままだとしても、未来を見据えられるだろう。
残り0点